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麺屋 破天荒 風雅

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名前がすごい。「破天荒」さらに「風雅」。愛野駅すぐそばに「破天荒」というお店があり、その暖簾分けだそうです。
お昼だけの営業は自信の現れなのか、そして名前に違わぬ破天荒ぶりなのか、初訪問。


ラーメン激戦区である東区のメイン通り、もはやラーメン街道と言っても過言ではない浜松アリーナ前の県道312号。新規開店でこの通りにお店を出すのは相当勇気がいるのではないでしょうか。市内から和田小近くまで進むと、右手に「濃厚とんこつ魚介系 つけ麺 破天荒 風雅」というどでかい看板がありますので、すぐに場所はわかるかと思います。
13時近くに行ったのですが、満席ではないものの大勢のお客さんがいらっしゃいました。主なメニューは醤油ラーメン、塩ラーメン、つけ麺。券売機で食券を買い、厨房が見える位置に着席、食券を渡します。厨房では数人の店員さんがそれぞれの仕事をこなしていました。

私が注文したのは肉つけ麺大盛。「肉」と聞けば注文しないわけにはいきません。
つけ汁には程よく脂が浮いていて、魚介の香りが主張しています。ややとろみがあり、一口すすると魚介の風味の後に豚骨のコク。つけ麺仕様でやや甘味、塩味は強いです。脂に慣れてしまったのか、全くくどくは感じませんでした。あと、やや温めかな。

つけ汁には白ネギ、メンマ、角切りチャーシュー。どのネギ系で食感、さわやかさを追加するのかが濃厚系つけ麺のポイントだと思うのですが、食感重視でスープの邪魔をしないの白ネギも良いですね。チャーシューはどの段階で投入されたのかわかりませんが、程よくホロホロで美味。

麺の上にはチャーシューと豚バラ肉のしょうが焼き。見た目からして肉感出てます。チャーシューはどちらかと言うと昔ながらといった感じで、しっかりした硬さ。つけ汁につけて温めると脂がとろけて良いですね。しょうが焼きは作り置きでしょうか、この組み合わせは初めてなので、味に飽きないという点ではありですね。

麺は太麺で、ツルツル系。やや温いからか、歯ごたえは弱めなので、硬めで注文出来ればまた違うかもしれません。つけ汁とはよく絡み、魚介の香りがより一層感じられます。
破天荒と言うほど驚かされはしませんでしたが、濃厚とんこつ魚介系であることに違いはありません。魚介豚骨のラーメンが蔓延する中で、どう店のオリジナリティを出していくかが勝負ですよね。他のラーメン、つけ麺も食べてみたいと思います。
麺屋 破天荒 風雅

TEL:053-421-2811
住所:静岡県浜松市東区薬師町309-18
営業時間:11:30~14:30
定休日:月曜日・第1火曜日

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