たまの贅沢に伺わせていただいたところ、ちょうど良い鰻が入ったとのことで、裏メニューうな重をいただきました!鰻はいつぶりだろうか…
※蒲焼きはあります。
まずはいつも通り(なんて言えるあれではありませんが)の前菜。
この前菜って僕の中でこの後出てくる料理の期待値を上げる役割をしてるんですよね…。特に今回はうな重ですから!
で、綺麗なお重とお椀が登場…
このお店に来てからでしょうか、料理の器を良く見るようになったのって。器、大事よ。
ご開帳。そこにはお重からはみ出した鰻が…
少し濃い目の光沢と広がる香り。たまりません。
表面はパリっと、中はふっくらとはまさにこのこと。こんな食感は初めて。
味は肴用ということで甘さ控えめ、ややからめですがご飯に合わないわけがない。
順位付けをする気はありませんが、こんなに美味しい鰻を食べたのは初めて。鰻そのものが最上級というのもありますが、大将の腕はやっぱりすごい。
一心不乱に食べてあっという間に完食。
肝吸いも上品で美味しい。
何よりこんなに鰻の肝臓を意識していただいたことはありません。今ままでは色々な内蔵を”肝”としてひとくくりにしていましたが、新鮮だからか、明らかに”肝臓”が分かります。こんなに滑らかで旨味のあるものだったんですね。
その日入った鰻次第ですが、通常は蒲焼きのみ提供しているとのことなので皆さんも是非。