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マツダ スカイアクティブ デミオ(CVT_1.3)に500km乗った感想

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ひとりごと
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3連休、ちょっと遠出でもしようかと思ったら、まさかのエイレーネちゃん(アクセラ)が入院。このデミオと旅に出ることになりました。
エイレーネちゃんの入院についてはまた今度・・・


今まで車検や点検中の代車は一世代前のデミオだったのですが、今回はこちらの「スカイアクティブ デミオ(CVT_1.3)」が空いていたため、お借りすることに。
アクセラの代車でデミオ・・・とも思いますが、代車ですからね、しょうがない。
それにしても私がアクセラを買った数カ月後に発売されたスカイアクティブシリーズ・・・どれほどのものか気にならないわけがありません。
今回は浜松から富士山一周して帰ってくる下道ルートを走った感想ですので、高速走行については触れません。また、スカイアクティブでないデミオは一度試乗したのみ、ほとんど覚えていないのでこちらも同じく。
それではつらつら書いていきます。

【エクステリア】
ボディサイズはヴィッツ、フィットより一回り小さいく、見るからに車高も低いので、身長高めの私は乗るときによっこらしょっとなります。
見た目はシンプルでスポーティ。あくまで好みですが私は好きな部類です。一見してスカイアクティブと分かるところといえばヘッドライトにあるブルーのリング。
フロントの左右が丸く切ってあるので、小回りが利く以上に取り回しやすいです。
各ウィンドウは小さいのですが、乗ってみると必要十分。特に見辛いと感じる方向もありませんでした。

【インテリア】
シート高はアクセラより若干高いので視点も高く感じますが、ヴィッツ、フィットよりは低い。運転席、助手席は余裕があり、アクセラよりも広く感じますが、後部座席はせまい。2人で乗るには良いけど、4人は少し厳しいかなといった感じです。
気になったのは中央のアームレストがないこと。物を置けるスペースになっているのですが、それよりもアームレストが欲しかった。
オーディオは代車ですので、どノーマル。ナビはなく、ラジオとCDのみ。AUXくらいあっても良いのになぁと思いましたが、代車に乗るときはトランスミッターが必須ですね。音質はお世辞にも良いとは言えませんが、ある程度低温が強いので運転中でも
ステアリングにはオーディオリモートコントロールスイッチがついていて、オーディオのボリューム、選曲、デバイス選択、消音と、マルチインフォメーションディスプレイの切り替えができます。これはアクセラと同じですね。
メーターはスピードメーターが大きく、見やすくなっています。CVTなのでいらないといえばいらないのですが、最近省かれることも多いタコメーターもあるのは好印象。エコ運転を心がけるなら必須とも言えますが。メーターのライトはスカイアクティブのイメージカラーブルーに光ります。ブルーを見ると冷静になるので、やはり運転するならアクセラのようなレッドでしょ!違うか。
アクセラでも気に入っているのがエアコン。オートの状態だと設定温度を弄るだけで良いので、運転しながら操作するには最適。あと、くるくる回す操作感が安っぽくないところが妙にツボです。
ラゲッジスペースはそのままだと中くらいのスーツケースが入る程度なので、生活するは十分ですが、ちょっとした旅行は2人が限度。ただ、後部座席が6:4で分割して倒せるので、ある程度大きな荷物も乗ります。
【ドライビング】
エンジンスタートすると分かるのですが、とても静か。エンジンをふかしても耳障りな音はしません。走行中も嫌な風切り音もないので、これは長距離運転するには良いですね。下手したらアクセラよりも静かかも。
いざ発進。CVTで低速域が安定しないので、スムーズに発進しようと思うとかなり気を使いますが、30km/h~50km/h の加速は非常に気持ちが良いです。また、ハンドリングにも変なラグがありませんし、ブレーキもシビアなので、ある種思い通りに、操作した通りに走ってくれます。これは楽しい。
特にブレーキをかけると早めにエンジンブレーキがかかりますので、巡航しているときには程よいブレーキがかかります。これによって燃費も良くなるのでしょうか。
車高が低いこともあり、変なロールやピッチもありません。想像以上に安定していました。60km/h までなら本当にストレスがないと思います。
i-stop もストレスはありません。ホームページを見ると、再始動にかかるのはわずか0.35秒ということで、ブレーキから足を離してアクセルに移動する間には準備万端です。
また、ずっと走っているとジワジワ来るのが 60km/h での落ち着き。運転するのが楽しく、キビキビスイスイいくのですが、どんなに調子に乗っても 60km/h で落ち着いてしまうのです。別にリミッターがかかっているわけではありませんが、それ以上を求められていないというか・・・これは街乗りに最適化されているようにも思えますが、高速走行が試せなかったのが残念。正直 60km/h 以上で走るパワーは感じないので、実際に走ってみたかった。
以下、マルチインフォメーションディスプレイについて。

【瞬間燃費・走行可能距離】
瞬間燃費は~60km/lまで。だいたい 40km/h 以上で惰性走行すると 60km/lになりますが、通常走行で維持することはできません。アップダウンがあるところだと、60km/h で 20km/l ~ 30km/l といったところ。走行可能距離があてにならないのはアクセラと同じですね。

【瞬間燃費・平均燃費】

【平均燃費・平均車速】

【i-stop時間・累計】

【i-DM】
これが今回の肝(?)。i-DM(インテリジェント・ドライブ・マスター)とは走行中のドライバーの操作をリアルタイムで評価し、上手な運転に導くコーチング機能やティーチング機能なのです。これがまた男心をくすぐるというか、ゲーム感覚というか・・・
どのように評価されるかというと、ドライバーのアクセル・ブレーキ・ステアリング操作が、クルマの動きにどのように影響したのかをリアルタイムに判断し「やさしい運転」「しなやかな運転」「体がゆれる運転」に分類され、「しなやかな運転」だと加点、「体がゆれる運転」だと減点、「やさしい運転」だとキープというようにMax5点で採点されるのです。ディーラーの方も本当かは分かりませんが5点をとったことがないとのこと・・・

これら3つの「運転」がマルチインフォメーションディスプレイで見られるようになっていて、随時スコアが変わってきます。とりあえず急発進、急減速、急なハンドリングをしなければ「やさしい運転」になるので減点されることはないのですが、「しなやかな運転」の判断が絶妙。
「しなやかな運転」と判断されるコツは「やさしい運転」を保ちつつ走行速度を一定に保とうとすること。ストレートを巡航しているだけでは加点されず、主にはカーブで減速・加速をスムーズに行うと加点されます。ただ、交差点の右左折では一時停止もあるのでなかなか加点されません。今回行った富士山回りの139号、469号のような自然なカーブが連続しているとあっという間に5点になります。
今回500km運転する中で、このi-DMにはまり、ずっと意識していました。結果的に最初4.2だったアベレージが4.8までいったのでまずまずでしょうか。このスコアが燃費にどれだけ影響したのか実感できないのが玉に瑕ですが、これがマツダの掲げる「Fun to Drive」なのかと感服。
現行モデル最後の特別仕様車であろう「13-SKYACTIVシューティングスターグレイス」「13-SKYACTIVシューティングスタースポルト」が7月に発売され、いよいよ2014年にフルモデルチェンジと噂されているデミオですが、現行モデルからどう変わるのか楽しみですね。
今までは車種間にデザインの統一性はありませんでしたが、CX-5、アテンザと、ビッググリルが特徴的なデザインに代わり、我がアクセラもその特徴を備えるという噂ですし、こういったデザインからのブランディングにも注目です。後はRX-8、ロードスターの後継がどうなるかも気になるところですが・・・
とりあえず、そろそろお別れになりそうな現行モデルのデミオさん。小さい車でも走りを楽しみたいという方が新車で買われるのも良いですが、大学生が中古で手に入れるにはもってこいのような気もしますし、今後ますますチューモークです。

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