和歌山ラーメンとは?
和歌山、特に中心となる和歌山市では、戦前からラーメンが食されていたと言われており、井出商店の井出つや子は、昭和8年には中華そばの屋台があったと発言している。戦後は、屋台のラーメン屋が多数軒を連ねた。これは和歌山が湯浅などの醤油産地に近いため県民が醤油の味に慣れ親しんでおり、また隣県などからスープの材料となる豚骨や鶏がら、魚介類などを仕入れやすかったためであるとされる。しかし、和歌山の中華そばは時折在阪メディアに発信されることはあったが、全国に広がることはなく、あくまで地元にとどまっていた。更に、この「中華そば文化」が和歌山独特のものだとも認識されることはなく、まして、和歌山ラーメンという呼び名も用いていなかった。 この「和歌山ラーメン」という呼び方が使われるようになったのは1990年代後半からで、東京に出店した「まっち棒」が初めて和歌山ラーメンという名称を用いたのが始まりである。そして1998年元日に放映されたTVチャンピオン「日本一うまいラーメン決定戦」で石神秀幸が和歌山市の井出商店を推薦、全国の並み居る強豪店を押さえて優勝した。更に新横浜ラーメン博物館に臨時出店するなどし、首都圏を中心にして人気に火が付い
情報源: 和歌山ラーメン – Wikipedia
ということで、思いの外歴史のあるラーメンです。
文化的な一面が大きいのですが、味に関してはスープが豚骨醤油であることが多いとのこと。
特盛りつけ麺
こちらのお店は注文するときに、スープ、チャーシュー、麺を選択します。
- スープ:豚骨ベースで「醤油」か「魚介」
- チャーシュー:「炙り煮豚」か「焼豚」
- 麺:「細麺」か「中太麺」
私は特盛つけ麺にしたので、おすすめされた「魚介」、「焼豚」、「中太麺」にしました。
が、炙り煮豚も気になったので追加トッピング。
特盛にしたからか、器の周りに海苔が並べられていました。後はネギ、メンマ、煮玉子、チャーシューです。
スープはコクはあるけど豚骨にしてはあっさりで、魚介の風味もちょうどよかったです。感じとしては家系に近いかも。
麺は中太ツルツル。つけ麺で考えると、少し味が弱い&スープが絡みづらいかなとも感じました。
左が炙り煮豚、右が焼豚です。
炙り煮豚はしっかりと煮こまれた後に炙られているので非常に香ばしく、焼き豚は味が染み込んでいて柔らかかったです。
店舗情報