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レ・ミゼラブル

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映画
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「レ・ミゼラブル」公式サイト
※ネタバレがありますのでご注意下さい。
また、あくまで私感ですので、ご了承下さい。



あらすじ
私がレ・ミゼラブルと聞いて最初に思い出したのがスーザン・ボイル

2009年4月11日にイギリスで放送された有名なオーディション番組「Britain’s Got Talent」に出場した47歳の彼女が、突出した歌唱力で喝采を浴びたのは記憶に新しいと思います。実際には優勝したわけではありませんが、CDデビューもし、その年の紅白歌合戦にも出場しています。当然彼女が歌うこの曲以外も素晴らしいのですが、この歌「I Dreamed a Dream(邦題:夢やぶれて)」を日本に広めたのは間違いありません。
私はあらすじ程度は知っていましたが、レ・ミゼラブルの原作を読んだことはありませんし、ミュージカルも見たことがありません。実際にミュージカルの劇中曲もこの曲以外知らず、この曲でさえどのような場面で歌われるものなのかも知りませんでした。そんなほぼニュートラルの状態で見たのですが、3回泣きました。
前置きとして、フランスが舞台であるにもかかわらず、全てが英語であるということにツッコミをいれてはいけません。
まず、ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイという豪華俳優陣にもかかわらず、ありがちな不自然さがなかったのが1つ良かったところ。オーシャンズ11等、作品自体は良いのに不自然さが拭えない映画がある中で、これは触れなければなりません。ヒュー・ジャックマンといえばX-メン、ラッセル・クロウといえばグラディエーター等のイメージがある中で、それを感じさせずのめり込めたのもさすがですし、最初にジャン・バルジャンを見たとき、ヒュー・ジャックマンだと気づくのに時間がかかるくらいの役作り。そして歌唱力。
内容に関して。最初はパンを盗んで囚人となったジャン・バルジャンとそれを監視するジャベールの話。時代背景もすっと入ってきたため一気に作品に引き込まれ、気づけば今を嘆くファンテーヌ(アン・ハサウェイ)の「I Dreamed a Dream」。こういう場面で歌われるのだと思いつつ、泣いてしまいました。アン・ハサウェイ上手すぎです。声を上げる民衆、それを抑えこむ政府のやりとり。小さいながらも懸命に戦い、散っていったガブローシュにまた涙。バルジャンは亡くなったファンテーヌから預かったコゼットのために、想い合うマリウスを戦場から助けるのですが、それに遭遇したジャベールはそれを見逃してしまい、信念が揺らいでしまったと自らセーヌ川に身を投げます。何も知らないマリウスは、自分だけ助かったことに思い苦しみつつもコゼットのおかげで立ち直り結婚するのですが、自分を助けたのがバルジャンだと知ったマリウスは彼の元に急ぎます。しかし彼はすでに死の床についており、お別れのシーン、涙。
話自体は単純なのですが、それを彩る様々なストーリーとキャラクターがこの作品の魅力です。映画で泣くなんて久しぶり(サマーウォーズ以来・・・)。泣くと何かすっきりしますよね。これを機にミュージカルも見に行きたいと思います。

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