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【追悼】フィリップ・シーモア・ホフマンに思いを馳せて「カポーティ」「ダウト」「スーパー・チューズデー」を鑑賞

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今月の始めに若くして薬物の過剰摂取(?)で亡くなったフィリップ・シーモア・ホフマン。名前は知らなくても、顔を見れば色々な出演作が思い浮かぶはず。主演でも脇役でも絶対にはずさない役者として、今後も楽しみだったのですが残念です。
今回は数ある出演作の中から、私の好きな「カポーティ」「ダウト」「スーパー・チューズデー」を鑑賞することにしました。

※フィリップ・シーモア・ホフマン出演作
1992
 セント・オブ・ウーマン/夢の香り
 マイ・ニュー・ガン/あぶない若妻
1993
 ビッグ・マネー・ブルース
1994
 ゲッタウェイ
 子鹿物語
 男が女を愛する時
 ノーバディーズ・フール
1996
 ハードエイト
 目ツイスター
1997
 ブギーナイツ
1998
 ワンダーランド駅で
 ビッグ・リボウスキ
 ハピネス
 目パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー
1999
 フローレス
 マグノリア
 目リプリー
2000
 あの頃ペニー・レインと
2002
 パンチドランク・ラブ
 目レッド・ドラゴン
 25時
2003
 コールド マウンテン
2004
 ポリーmy love
2005
 追憶の街 エンパイア・フォールズ
 目カポーティ
2006
 目ミッション:インポッシブル3
2007
 その土曜日、7時58分
 目マイ・ライフ、マイ・ファミリー
 目チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
2008
 目脳内ニューヨーク
 目ダウト~あるカトリック学校で~
2009
 メアリー & マックス
 パイレーツ・ロック
 ウソから始まる恋と仕事の成功術
2010
 ジャック、船に乗る
2011
 目マネーボール
 目スーパー・チューズデー ~正義を売った日~
2012
 25年目の弦楽四重奏
 ザ・マスター
2013
 ハンガー・ゲーム2
目:見たことがある作品

有名無名かかわらず色々な作品に出ているので、ゲオメインの私には辛いところ…
今回も好きな作品、かつ、なるべく有名でないもの、かつ、ホフマンが主役級のものを探したのですがこれが限界。ゲオさん頼むよ…
「カポーティ」
作家トルーマン・カポーティ(ホフマン)が小説「冷血」を書き上げる6年間の伝記。最初にこの映画を見たときにトルーマン・カポーティ本人のことは知りませんでしたが、ホフマンの演技で人物像が強烈に印象づけられました。最初から最後までとても静かな映画なので、アクション好きな方には一切オススメできません。ただ、場面場面でホフマンが醸し出す雰囲気、一挙手一投足をじっくり見ると、実は非常に内容の濃い作品で、全く飽きずに最後まで見られる紛れも無い名作です。この映画を見る際は、カポーティについて知っていた方が楽しめると思います。
「ダウト」
1964年、ブロンクスのカトリック系教会学校の厳格な校長兼シスターと、男子生徒に特別な感情を持っているのではないかと校長から疑われているフリン神父(ホフマン)のやりとり、周囲の人物の思いを描いた作品。カトリック系教会という場所と、古いものから新しいものへという世論が作り出す、ぎすぎすとした闇が描かれています。最後の最後までどうなるか分からない展開も楽しめますが、何より校長と神父のやりとりの中から見えてくる人の裏、世の裏に考えさせられます。ホフマンの演技が冴え渡る隠れた名作です。
「スーパー・チューズデー」
アメリカ大統領予備選挙の裏側を描いた作品。基本的にはマイク・モリス知事(ジョージ・クルーニー)と大統領選挙キャンペーンチームで戦略担当を務めるスティーヴン(ライアン・ゴズリング)のやりとりを描いていて、ホフマンのセリフはそこまで多くはないのですが、そんな中で魅せる存在感は絶大です。選挙とスキャンダルという明るくはない内容なのですが、上2人の主役の演技が素晴らしく、明言はされなくても場面によって視点が変わるので、見ている側の想いが煽られる演出となっています。ただ、登場する女性にだけスポットを当てるとストーリー自体が陳腐にも見えてしまうので注意。
なんとかゲオ以外も回って、全作品制覇したいと思います。
R.I.P Philip Seymour Hoffman

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