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静岡県立美術館で開催中!「草間彌生 永遠の永遠の永遠」に行ってきた!

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草間彌生さんの作品展「永遠の永遠の永遠」に行くべく、静岡県立美術館まで足を運びました。


行きたい展覧会はいくつかあったものの、最近行けていなかった静岡県立美術館。県立だけあって広く、企画展もロダン館も楽しめる素晴らしい美術館です。
行った日は生憎の雨だったのですが、開館前にもかかわらず美術館近くの無料駐車場は結構埋まっていました。車を停め、美術館に向かうと、早速草間彌生さんの作品が出迎えてくれました。これこれ、この赤い水玉模様。期待が高まります。

あくまで作品なので、手を触れてはいけません。

草間彌生展に合わせて、窓や館内、美術館の随所にこの赤い水玉模様が配されています。美術館の力の入れようが見て取れます。ネームバリューだけでも相当な入館者数なのでしょうが。

開館10分前に着き、こんな状態。開館を待ちます。

10時になり、入館。眼の前にいきなり大きな作品が。その名も「ヤヨイちゃん」。
外にあったオブジェは館内にもあり、作品名は「新たなる空間への道標」。

1枚絵もあります。

団体客もいるようなので、そそくさと2階に上がり展示室へ。

<一般>
前売・団体(20名以上) 1,000円
当日 1,200円
<高校生・大学生・70歳以上>
前売・団体(20名以上) 500円
当日 600円
※中学生以下無料
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方と付添者1名は無料
※ロダン館も併せてご覧いただけます

展示室内は基本的に撮影禁止ですが、下記2作品は撮影が許可されています。



「チューリップに愛をこめて、永遠に祈る」
ここだけ部屋自体もアートになっています。チューリップが3つあるのですが、壁の水玉と一体化したりしなかったり、不思議な空間です。草間彌生さんは作品の裏にサインを書くことが多く、目にすることはあまりないような気がするのですが、この作品にはちゃんとサインがしてありました。


「大いなる巨大な南瓜」
私の身長よりも大きい南瓜に水玉があしらわれています。ずっと見ていると可愛くも思えてきますね。

南瓜を見ると、直島を思い出します。ここもいずれ行ってみたい場所なのですが、如何せん見る場所が多く、間違いなく泊まりでないと無理です。次、数日休みが取れたら行ってこようかな。
上の場所以外のスペースには、「愛はとこしえ」、「星たちの消滅」、「わが永遠の魂」と名付けられ、各テーマの作品が展示されています。カラフルなもの、単色のもの、モノクロのもの等、100を超える作品があるのですが、全てに共通するのは「水玉」、あるいは「目」。なぜこのようなモチーフを多用するのか、昔テレビの特番で見た覚えがあります。そんな予備知識があるとまた作品を見る目が変わりますよね。展示室の外では、13分のドキュメンタリー番組が流されていて、それを最後に見ることでなるほどと思える部分もありました。

展示室を出ると、草間彌生さんへのメッセージを書くスペースが。毎回「すごい、すごい」と言って本人が読むようです。私も一応書いておきました。

館内何箇所かで見たこのイス、可愛くないですか?欲しくなって調べてみたのですが、今は売っていないようです。昔、似たようなものを売っていたようなのですが、こちらは販売終了。

グッズコーナーも充実。ポスターかキーホルダーくらい買っておけばよかったかも。図録も2,000円なので断念。

壁に公認アプリの広告が。
「草間彌生 永遠の永遠の永遠 カレンダー」(無料)

iPhone用とのことなので、早速調べてダウンロード。

壁紙が5種類あり、カレンダーからその日の予定を引っ張ってきてくれます。

こちらは展覧会の公式アプリ。

500円しますが、出展作品全画像、動画、音声が楽しめるとのこと。

なかなか良さそう。取ったらまた報告します。
美術史に詳しいわけでも、画家について詳しいわけでもありませんが、こうやって本物を見ることで自分の中の何かが満たされるような気がします。自己満、ミーハーといえばそれまでですが、こういう経験が意識の外で人生や仕事に活かされるような気もしますし、美術館に来るというの非日常を意気込まずに楽しむのも良いもの。ということで、今年も楽しそうな展示が続くので、引き続き楽しみます。

夏目漱石の美術世界
Natsume Soseki and Arts

7月13日(土)?8月25日(日)
一般:1,000円(800円) 70歳以上:500円(400円)
大学生以下:無料
漱石の文学作品、美術批評に登場する画家、作品を一堂に展示。
世界遺産登録記念(仮)
富士山の絵画

9月7日(土)?10月20日(日)
一般:600円(400円) 70歳以上:300円(200円)
大学生以下:無料
絵画作品を通じて、富士山に対する人々の信仰と、富士山と美術との関わりをたどる。

草間彌生 永遠の永遠の永遠
YAYOI KUSAMA Eternity of Eternal Eternity

期間:平成25年4月13日(土)~6月23日(日)
場所:静岡県立美術館
TEL:054-263-5755
住所:静岡県静岡市駿河区谷田53-2
開館時間:10:00~17:30 (土曜は~20:00)
休館日:月曜日
※4月29日(月・祝)、5月6日(月・祝)は開館、5月7日(火)は休館


「公式ホームページ」


知らなかったのですが、静岡県立美術館にはスタンプカードがあり、企画展に有料入場するとスタンプを1つもらえ、5つたまると招待券と引き換えてくれるとのこと。これは利用しない手はないですね。
チラシ・冊子


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