四季折々の変化が楽しめる龍潭寺庭園。つつじが見頃の時期に行くのは初めてでした。
見どころマップが非常に魅力的な引佐町ですが、正直全然開拓できていません。この中だと先日の渋川と龍ヶ岩洞くらいでしょうか。是非とも全て行ってみたいところ。
今回は渋川つつじまつりの帰りに、そういえば龍潭寺もつつじが有名だよなと思い、若干時期が遅いのも気になりつつ足を運んでみたのです。ちなみに大型バス12台、乗用車45台が無料で停められる大きな駐車場があるのでアクセスは良好です。
まずは立派な仁王門。昭和62年(1987年)、なんと私が生まれた年(清山和尚代)に建立されたそうです。同い年かと思うと、少し親近感が・・・失礼いたしました。
仁王門をくぐると眼前に荘厳な本堂が。こちらは延宝4年(1676年・喝岩和尚代)に再建されたそうで、大大大大先輩です。
ということで、早速拝観しようとこちらの庫裡(1815年建立)へ。
■拝観時間
9:00~16:30 (拝観所要時間 40分~50分)
■拝観料金
大人(高校生以上) 400円 / 360円(団体)
小人(小・中学生) 150円 / 135円(団体)
■休館日
毎年 8月15日、12月22・23・24・25・26・27日
中には歴史的な品々や、鴬張りの廊下、龍の彫刻(伝左甚五郎作)等見所満載です。やはりお寺のこの凛とした空気感は背筋が伸びますが、同時に癒されますね。
そしてこちらが庭園(小堀遠州作)。鮮やかなつつじがなんとも美しい。縁側では庭園の説明が流れるようになっていて、聞いてなるほど、ただ綺麗なだけでなく、岩やつつじの配置、池の形にまで意味があるのですね。見ていてあきませんし、ずっとそこにいたくなります。が、来た時間が遅めだったので余裕はありませんでした。
龍潭寺には他にも開山黙宗瑞淵和尚を祀っている漆塗りの開山堂や、萬松稲荷、井伊家霊屋があります。井伊家霊屋の堂内には元祖共保公、二十二代直盛公、二十四代直政公の木像と井伊直弼公の位牌が祀られていました。
こういう看板を見ると、行きたくなるのが私の性。浜名湖湖北五山、参りますよ。
つつじといえば、家の近所もちょうど見頃。こんなに咲くものだったか?と思いつつ、綺麗なのでパシャリ。そして思い出した。昔、つつじの蜜の吸っていたことを。友達に勧められて初めて吸ったとき、こりゃ虫が好きなわけだと妙に納得した覚えもある。ただ、同時に思い出したのが、一番美味しい蜜は、つつじではなく、サルビアであったこと。あれは絶品。
龍潭寺
TEL:053-487-1511
住所:静岡県浜松市北区引佐町井伊谷1989