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映画 『LUCY/ルーシー』 レビュー→「リミットレス」とは似て非なる近未来ドーピングアクション

2016/11/15

映画 『LUCY/ルーシー』

『LUCY/ルーシー』公式サイト

※ネタバレがありますのでご注意下さい。
また、あくまで私感ですので、ご了承下さい。

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あらすじ

監督がリュック・ベッソン、主役がスカーレット・ヨハンソンってことでこれは見なければと思い行ってきました。CMは見たっけってくらい曖昧な状態で見ましたが、前情報はあってもなくても変わらないほどぶっ飛んだ映画でした。

映画のテーマの1つは「薬による脳の覚醒」なのですが、この設定でピンときてしまったのが「リミットレス」という映画。こちらの映画は主人公が偶然脳が覚醒する薬を手に入れ、その力に溺れつつも、最終的にはスカッとするオチなので個人的に相当好き。となるとどうしても随所で比較してしまいます。

まず、ベースとしてモーガン・フリーマン演じる脳科学者のノーマン博士の研究があります。「人間は脳の10%しか利用できていないが、イルカは20%を利用している。そのイルカは人間の開発したソナーより高性能な機能を保持している。人間の脳が20%、30%と覚醒していくと、今では超能力とされている能力を発揮するかもしれない。」というものなのですが、この辺りは現実味があります。

話の本筋は、スカーレット・ヨハンソン演じる主役のルーシーが台湾を訪れ、クラブでチャラい男と出会うところから始まります。ルーシーはこの男に運び屋の手伝いをさせられるのですが、この中身が脳を覚醒する薬。この薬を海外に運ぶため、台湾の韓国マフィア(!?)にお腹の中に袋詰めの薬を入れられるのですが、マフィアに暴行された際、袋が破れてルーシーがこの薬を摂取してしまう。

ここからは薬を奪い返そうとするマフィアと覚醒したルーシーの戦い。

そして話はどんどんぶっ飛んでいきます。覚醒のパーセンテージが上昇する度に、普通には想像できない能力を発揮し、途中、宗教的な場面を挟みつつ最終的に・・・

話としては面白いですし、覚醒したルーシーのアクション、描写はリュック・ベッソンらしく爽快なのですが、やはり後半がカオス。この辺りがリミットレスと比べて満点とは言えないところ。爽快さだけを求めて見ると裏切られますが、ちゃんと考えながら見るSFとしては良いのかもしれません。

あと、スカーレット・ヨハンソン、モーガン・フリーマンの演技は素晴らしいのですが、それに対して周りの役がイマイチなので、2人が浮いています。モーガン・フリーマンは特にですが、2人とも出る映画を選ばず、全力を発揮するタイプなのでしょうか。こういう映画を見る度に、キャスティングの大切さを思い知ります。

リュック・ベッソンが携わった作品としてはTAXIやトランスポーター等のアクションバリバリなものが多いイメージだったのですが、よくよく見ると、監督している作品は真逆で、微妙な描写や考えさせる内容のものが多いんですね。先入観に対して反省。

ということで、皆さんにはぜひ先入観を捨て、リミットレスを見ずに鑑賞して欲しい映画です。

 

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