本日は「冬至」です。
「冬至」とは「昼間が一番短い日」。
それは皆さんご存知かと思います。
しかし、私は今日の日経を見てはっとしました。
「冬至」とは、
「昼間が一番短い日」ではあるが、
「日の出が最も遅くて、日の入りが最も早い日」ではない。
久しぶりにズキューーーンときました。
そして、記事本文を読まず、
少し考察しました。
そして10秒後、
「そりゃそうか」
となったわけです。
とりあえず、
答え合わせのためにネットで検索していたら、
ちょうどいいページを見つけました。
「1年のうちで、日の出、日の入が一番早い日(遅い日) はいつ?」
国立天文台のページなのですが、
図がなくと非常にわかり易かったです。
あとは、
「日の出 日の入 グラフ」
で検索していただければ、
理解が深まると思います。
今回はその答えではなく、
そもそも、
「日の出が最も遅くて、日の入りが最も早い日」
という先入観というか勘違いの原因に着目しました。
あくまで私の場合ですが、
「南中高度」と下の図を結びつけて
覚えているためだと思います。
中学理科の計算問題ドリルをWordで作ろう:Wordで使える、透明半球・南中高度
あーあーこんな図もあったわ、
なんて思った方もいらっしゃるかも。
この図を見ると、
黄道は綺麗な曲線を描き、
春分、夏至、秋分、冬至と平行移動したような図。
だがしかし、
黄道の軌跡はひとまず無視したとしても、
ここには時間軸がない。
地球の自転、公転軌道、地軸の傾き等を鑑みれば、
この図では表現できないことが多くあります。
これじゃあ日の出、日の入の時間も
同じように変化すると勘違いしてもしょうがない。
うん。
実際には、
日の出が最も遅い日と日の入りが最も早い日の
中間が冬至となるわけですね。
素直な子供の頃に覚えた知識って、
自分の考え方に大きく影響しているんですね。
こんなこといくらでもありそうです。