ハッチマン

笑門(えもん)


先月オープンした土蔵(どら)の姉妹店「笑門」に行ってきました!


街中からだと152号を北へ行き、積志中学校のある有玉北町の交差点を西に行くとあるこちらのお店。
店の前にはこんな看板が。”門”が”笑”っています。

「甘口たれと豚肉の相性抜群!!ボリューム大の豚丼並盛りが680円!つけ麺とのセットもあります!!」
店の前にあるボードを見ると、豚丼がメインでつけ麺はおまけのような印象を受けます。

駐車場はお店の前にあるのですが、不思議な白線の引き方だな~と思っていると、やはりグループには縦列をお願いしている様子。

ということで入店。
内装は和洋折衷で、ところどころアンティークのような食器や家具が使われていておしゃれな雰囲気。照明も結構暗め、そしてジャズが流れているので、バーのようでもあります。
全てを見たわけではありませんが、とりあえず案内されたテーブルにあるイスは全て違うもので、高さもまちまち、座高の高い私には高すぎるイスもありました。雰囲気を優先するか、食べやすさを優先するか・・・ですね。
お店の雰囲気もあり、なぜか話し声が小さくなってしまうのは流されやすいからでしょうか。



主なメニューはつけ麺と豚丼のみ。値段設定もなかなか強気です。セットは「豚丼とハーフのつけ麺」ということで、やはり豚丼推しなのでしょう。
気になったのはこれまた微妙な値段設定の豚皿と味噌汁。「つけ麺と豚皿」、「豚丼と味噌汁」というパターンも想定してでしょうか。
後は「だし茶漬けセット」。豚丼のお供にと書いてありますが、実際はどのようにいただくのでしょうか・・・
デザートは杏仁豆腐のみ。
アルコールが充実しているところを見ると、飲み屋としての需要もあるのかと思いましたが、「次第にメニューを増やしていきます!」というメッセージの通り、まだそのような使い方をするには早そうです。
ということで、セットにしようと思ったのですが、あくまでつけ麺をいただきに来たので、量がどれくらいなのかわからないまま「つけ麺並盛り」と「豚丼小盛り」を注文。ちなみに、注文する際に熱盛か冷盛を選べます。私は冷盛をチョイス。

ここまで土蔵を連想させるのは杏仁豆腐くらいでしたが、卓上の調味料、食器はそっくりですね~


来ましたつけ麺。極太縮れ麺にしては提供までの時間が短いのが少し怪しいですね。
つけ汁はそこまで豚骨の香りが強くなく、どちらかというと魚介の香りが強め。どろどろしていて濃厚そうなのですが、一口いただくと最初に感じるのは甘味と酸味。なんというか甘い梅干しをすりつぶしたような感覚を覚えました。後は豚骨のコク、旨みは弱めで、魚介系の出汁と魚粉の舌触りが強く感じられます。
麺は極太縮れ麺で、コシがあるというよりは良い歯ごたえという感じ。どろどろのつけ汁とよく絡みます。麺を全て食べ終わる頃にはつけ汁がほとんどなくなっているような状態。残念ながらスープ割りはありません。

つけ汁の中にはメンマと角切りチャーシューが。チャーシューはつけ汁に馴染んでいて、味的な特徴はありませんでしたが、よく煮込まれていてほろほろ柔らかかったです。

続いて豚丼。
これで小盛りなのか?というくらいのびっくりサイズ。これで480円は安い。
肝心の味は看板通り甘辛くニンニクの香りが効いた和風な味付けで、厚めに切られた豚肉も柔らかく焼き上げられています。
ごはんに対する豚肉の量は肉食系男子も申し分ないと感じるくらい。あっという間に完食してしまいました。美味しかった。
チェーン店のメガ盛り豚丼を食べるくらいならここの並盛りを食べたほうがよっぽど満足度は高いのでは。

ちなみに、一緒に行ったyasukawa氏は「肉でけぇ!」と興奮されておりました。
でも確かに興奮するくらいお肉食べた感がある一品です。
正直「つけ麺並盛り」と「豚丼小盛り」は想像以上のボリュームだったので、次食べるとしたらおとなしくセットを注文すると思います。
とりあえずメニューが増えるのを待ってから、ですがね。
それにしても「土蔵」の姉妹店であることを良い意味でも悪い意味でも感じさせないこのスタイルは、今後に期待といったところですね。
「土蔵(どら)」の姉妹店「笑門(えもん)」
「土蔵(どら)」「笑門(えもん)」
「どら」「えもん」
・・・
まさかね。
笑門

TEL:053-433-5233
住所:静岡県浜松市東区半田町1317-1
営業時間:11:00~15:00 17:00~22:00
定休日:不定休

モバイルバージョンを終了