ラーメンは好きなのですが、実は浜松市、静岡市以外ではほとんど食べたことがないので、先日の出張の際、満を持して行ってきました!
ただ、会場から一番近かった有名店があの「ラーメン二郎 三田本店」だったので、少し迷いはありましたが・・・
でも、二郎インスパイア系好きならば本家を知らなければ何も語れないのですよ!!
お昼少し前に行ったのですが、すでに店内は満席、外に10人弱行列ができていました。
20分ほど待つと、列の先頭に来たので、まずは食券を買います。
メニュー
ラーメン 600円
大ラーメン 650円
ぶたラーメン 700円
ぶた入り大ラーメン 750円
ぶたダブルラーメン 800円
ぶたダブル大ラーメン 850円
メニューは上記6種類のみ。ぶた(=チャーシュー)と麺の量で分かれています。それにしても安い。食券は紙ではなく、プラスチックの四角いプレートで、メニューによって色が違います。
ここで店員さんとファーストコンタクト。
「食券を見せて下さい」
と言われるので、食券を見せるのですが、麺の硬さと量を選べます。どうしますか?なんて聞かれないので、自分で言うしかありません。
■麺の硬さ
硬めがよければ「メンカタメ」
柔らかめがよければ「メンヤワラカメ」
■麺の量
通常の量は「小」、”大”とつくメニューは「大」と食券で判断されるので、ここでオーダーできるのは、基本的に通常よりも量を減らす「メンスクナメ」のみ
ちなみに私はぶたダブルラーメンにしました。
そうそう、社訓も面白いですね。
ラーメン二郎 社訓 三田本店
1.清く正しく美しく、散歩に読書にニコニコ貯金、週末は釣り、ゴルフ、写経
2.世のため人のため社会のため
3.Love & Peace & Togetherness
4.ごめんなさい、ひとこと言えるその勇気
5.味の乱れは心の乱れ、心の乱れは家庭の乱れ、家庭の乱れは社会の乱れ、社会の乱れは国の乱れ、国の乱れは宇宙の乱れ
6.ニンニク入れますか?
空いた席について、提供されるのを待つのですが、ここでセカンドコンタクト。
「にんにく入れますか?」と聞かれるのですが、これは「野菜の量、脂の量、味の濃さ、にんにくの有無と量はどうしますか?」という意味になります。
これらの増量や減量は無料でできるので、自分好みにオーダーするというわけです。
■野菜、脂、にんにくの量
スクナメ<(普通)<オオメ(マシ)※省略可<マシマシ<チョモランマ
■味の濃さ
(普通)<カラメ
例)野菜多め、脂多め、味濃いめ、にんにく大量の場合
「ヤサイアブラカラメニンニクマシマシ」
ちなみに私はノーマル(オーダーなし)にしました。
厨房の中には大将+2人。麺茹でとチャーシュー切りは大将で、それ以外を他の店員さんがやっていました。そして何よりびっくりなのが積まれているチャーシューの量。次々と作られるチャーシューが次々とラーメンの中に消えていきます。
「ぶたダブル」にしたことを若干後悔しつつ待っていると、10分程度で着丼です。
横から見ると本当に山盛り。トッピングはチャーシュー、もやし、キャベツのみ。
驚く無かれ、チャーシューは薄切りとは無縁、最低15mm厚以上になっています。というかもはや塊です。これが10枚(個?)でも大きいだけではなく、しっかりと煮こまれているからか、パサパサとはせず、肉感と脂身のバランスが最高です。
スープは豚骨醤油で、失礼ながら見た目以上の美味しさ。野菜が多いので、カラメで頼んだほうが良かったかもしれません。その後に予定がなければニンニクも入れていただろうな。
麺は極太縮れ平麺で、最初はちょうどいい歯ごたえなのですが、驚くほどスープを吸います。
ということで、最初は見た目に驚いて尻込みしましたが、なんとか完食することができました。味わうというよりは挑戦するという気持ちの方が強かったような・・・完食するコツというか、ラーメン好きの直感で、最初に麺を食べきったのが正解だったようです。
食べ終わった後はもう二度と・・・と正直思ってしまいましたが、ブッチャーらーめん同様、また食べたくなる何かがそこにはありました。もはやラーメンではない、二郎という食べ物なのだ。
ラーメン二郎 三田本店
TEL:非公開
住所:東京都港区三田2-16-4
地図はこちら
営業時間:9:00~15:00 17:00~20:00
定休日:日曜日、祝日