【浜松大勝軒】あつもりチャーシュー(特盛り)

最近大勝軒系のお店が磐田も含めれば4店舗オープンしましたが、「東勝軒まる秀」に続き、高丘東の「浜松大勝軒」に行ってきました！

場所はホンダの工場の北側、浜松市立北図書館のすぐ近くです。看板もあるのですぐに見つかるでしょう！
駐車場もたっぷりあるので相当混まなければお店の回転を考えても問題はないと思います。
外観は木目がシックな感じ。
ということで、早速入店！

2重扉になっていて、1つめの扉を超えたところに券売機があります。
メニューは大きく分けてつけ麺と中華そばのみ。つけ麺は熱盛、冷盛とトッピングの差異による12種類が用意されています。中華そばもトッピングを変えたと思われる4種類です。ご飯類に高菜飯がありますね～

食券を買って中に入ると、お好きな席へとのこと。座席は、テーブル5つ16席、カウンター7席、座敷1テーブル6名くらいですので、想像していたよりは席数が多かったです。
休日のお昼前に行ったのですが、お客さんは半分程度。廚房も覗けそうだったので、カウンターに座りました。
目の前にはラーメンの神様、つけ麺の生みの親「山岸」さんの明言。

山岸流つけ麺の食べ方
ニ～三回、漬け汁に浸して食べたらスープが冷めるから嫌い、という意見があるけど、これは全然わかってなくて、私に言わせれば、冷めて行く過程でさらに味が変わっていく。これを自分の舌で確かめるのが上手な食べ方なんだね。そういう味の変化を出すために工夫したのが、大勝軒の「もりそば」なんだよ。
漬け汁が冷めるほどに旨さが出て来る、薄くなったって感じた時に、さらに真の味が出て来るんだよ。スープ割りというのもあるけど、うちではやらない。スープを新しく入れるとまた味がたっちゃう。最後、そば丼に残った水を薄めて飲む。栄養があるしうまい。麺の湯切りもギューと絞って一滴も残さないというのもあるけど、丼の下に少し水があった方が麺もくっつかないし、最後に余った水をつけ汁に入れて飲める。これが理想の食べ方なんだ。
生卵を入れたら、また最高。私は白身の滑らかさでどんどん食べて行き、途中で黄身とスープを混ぜて味の変化を楽しむ、なんてね(笑)
もりそばにはレンゲは付けない。丼のまま味わって頂きたい。漬け汁をレンゲで飲むと、かなり違う口当たりになってしまうからね、日本のもりそばもそうでしょう(笑)

元はラーメン屋の賄いとして素早く食べられるように作られたつけ麺に着想を得てから、看板メニューにまで昇華させて行列の絶えないお店にしてしまった神様の言葉は重いですね。

ということで、10分程で着丼。あつもりチャーシューの特盛りです。
つけ汁は想像以上に透明で、ネギ、メンマ、海苔、チャーシューが入っています。「レンゲを使うと口当たりが違う」と言われてしまいましたが、とりあえず味を確かめたくて一口いただくと、何よりも旨味が全面に出たお味。熱々で脂も浮いているのですが、かなりあっさりです。

麺は中太ストレートで、標準でやや柔めのモチモチ系、舌触りはしっとり系です。熱盛のため麺の表面の水分が乾いてくっついてしまうので、麺の下の水でほぐしながらいただきます。
ストレート麺なので、さらっとしたつけ汁にも良く絡むので、麺の半分程つけるくらいが個人的には調度良かったです。
ラーメン二郎でない限り、「特盛り」という言葉は全く怖くないのですが、この質量で丼いっぱいに入っていると一瞬怯みます。が、途中でニンニクや唐辛子を追加することで味を少しずつ変化させながら味わっていると、あっという間に完食。不思議。

チャーシューはつけ汁の中に3枚。大きめ、3mm厚程度ですが、脂はほとんどなく、程よい肉感を楽しめる一品でした。チャーシューと名がつくメニューであれば、もう2枚は欲しかったかな…

！？
こ、これは？？
はい、スープ割りです。
「スープ割りというのもあるけど、うちではやらない。」
神の言葉がよぎりますが、頼むと普通に作ってくれます。壁には「スープ割りできます」の張り紙も。
もちろん美味しかったですよ♪神の言う「麺の水で…」というのも気になりますが、シメのスープ割りは私の中ではつけ麺をいただく上で当たり前のことになってしまっています。更に言えば、このお店のスープに対する自信の確認と、次回中華そばを頼むかどうかの判断材料にもなりますしね。
ということで、「大勝軒」という名がつくお店としてどうかはともかくとして、あっさりつけ麺の中では上位に入ってきました。
後は「大勝軒はままつ」と「大勝軒磐田店」に行ってワタクシ的No.1を決めたいと思います♪
浜松大勝軒