今や全国的に有名になった浜松餃子！
2011年、15年連続餃子の消費量日本一だった宇都宮を抜いて1位になった浜松ですが、それからは抜きつ抜かれつ良い勝負をしています。
最近宇都宮側がランキングを意識しないというような発言をしてノーサイド状態ですが、気になるものは気になります。
がしかし、このランキング自体なかなかの曲者で、正直なところ実態は掴めません。
金額なのか、量(g)なのか、個数なのか、お店なのか、スーパーなのか、お持ち帰りなのか…
ちなみに、県別で言えば静岡県は上位には入りません。
常に上位に名前を連ねている京都も含めた所感としては、文化がそもそも違うということ。
浜松に関して言えば、そもそも工業の街で、外食は贅沢、あまり好まれておらず、典型的な家食文化。
今でこそ餃子を扱う飲食店は多いのですが、基本的に餃子を食べる=お持ち帰りです。
お持ち帰り専門店が数多くあり、有名店は行列ができるほど、個数も数十個単位です。ちなみに惣菜の消費量が多いのも同じ理由かと。
対して宇都宮は店食がメインですよね。昔食べ歩きもしましたが、餃子だけで勝負している専門店が多く、お店ごとの特徴もあって非常に楽しめます。
京都は…王将？
一応参考のために総務省統計局のデータを見た目だけ変えて載せておきます。
家計調査（二人以上の世帯） 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング（平成25年（2013年）～27年（2015年）平均） – 総務省統計局
県庁所在地と政令指定都市だけですが、一応浜松市、静岡市がトップ2ですね。ちなみにこのデータは「金額」です。
そもそも浜松餃子とは？
－浜松餃子とは－
浜松餃子を一言で表す定義は、『浜松市内で製造されている事』です。現在では、この定義をよりピュアにする為に、『３年以上浜松に在住して』という条件を付加しました。が、つまる所、浜松で作られている事が重要で、それが特徴と結び付くのです。
ということで、浜松餃子の定義は「３年以上浜松に在住して、浜松市内で製造されている事」です。
つまり、味や調理法に定義はないのですが、土地柄の特徴はあります。
有名どころでいうと、キャベツ多め、円型焼き、もやし、でしょうかね。
もちろんお店によってバラバラなので、あくまで歴史的には、という話です。詳細は浜松餃子学会のWebサイトへ。
安定の美味しさ、万人受けする「ビワの木」新津本店
ということで、ここからは浜松では有名な餃子の専門店「ビワの木」の紹介。
ランキングに入ることは稀ですが、だからこそ安定した万人受けする餃子がいただけます。
杏林堂新津町店の裏にあるこちらのビワの木新津本店。目印は大きな看板と、浜松餃子学会のど派手な自販機。
店内はウッディでログハウスのよう。おしゃれなカフェみたいですね。
主なメニューは餃子、うなぎ餃子、チャーハン。それにお得な日替わりランチや定食があります。
※追記 : メニュー改変で和食も追加されたそうです。
お持ち帰りも充実しています。これだけ安いなら持ち帰ってお家で食べても良いですね～
卓上にはシンプルに餃子のタレとラー油のみ。
大定食に餃子10個追加！
正直、餃子ってなかなかお腹いっぱいにならないので、基本的に20個は食べたい。
ということで、大定食に餃子を10個追加しました。王将に行っても餃子4人前に大ライスです。
浜松餃子の特徴である付け合わせのもやしはありますが、餃子自体は豚肉が多く、肉々しさとコク、にんにくの香りがたまらない餃子です。
もちろん焼きたてでハフハフしながらあっという間にペロリ。
まちなかでもいただける「ビワの木」ザザシティ店
浜松の中心街にある商業施設ザザシティの地下にもお店があります。
こちらはフードコートでいただいても良いですし、お持ち帰りも可。
味は本店と同じで、焼き、生、冷凍が選べるので使い勝手抜群。
まとめ
最近浜松でも広がっているニンニク控えめブームが許せません。ニンニクのない餃子は餃子にあらず。こちらのお店はしっかりニンニクの香りが楽しめます。
今回は紹介しませんでしたがビワの木はうなぎ餃子が有名です。浜松名物を2つ合わせてしまっただけとおもいきや、食べる価値ありですのでこちらもぜひ。
後はお取り寄せもできるので、気になった方は公式Webサイトからご注文を。
